四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(7月14日発表)

サンバイオ(4592)

中枢神経系疾患領域の再生細胞薬を開発するバイオベンチャーのサンバイオ(4592)が5連騰した。午後1時57分現在、前日比135円(11.4%)高の1316円で推移している。一時は1398円まで上伸した。

13日に、3月4日に発行した新株予約権の権利行使が完了したと発表し、株式需給の悪化や1株利益の希薄化懸念が後退した。7月中に発行総数の10.00%に当たる7500個が権利行使され、75万株が交付された。

東京電力ホールディングス(9501)

東京電力ホールディングス(9501)は商いを伴って大幅反落。午後1時54分現在で前日比51円(8.0%)安の589円で売買されている。

東京電力福島第一原子力発電所事故の責任を問う株主代表訴訟で東京地裁が13日、当社の旧経営陣4人に計13兆3210億円という巨額の支払いを命じる判決を下した。最高裁は同事故に関してすでに国の責任を認めない統一判断を示しており、原発事故は事業者に全責任があるという司法判断が確立しつつある。

Shinwa Wise Holdings(2437)

美術品の公開オークションの企画・運営の最大手のShinwa Wise Holdings(2437)が3連騰した。午後1時30分現在、制限値幅上限の前日比150円(15.4%)高の1122円ストップ高買い気配で推移している。13日に前2022年5月期連結決算と今23年5月期業績予想を発表し、好感された。