今日注目の銘柄分析!これからの上昇に期待される有望株予想(7月17日発表)
本日の株式市場では、ソフトウェア、AI、SaaS、地方銀行、建設資材など、成長性のある分野や好業績企業を中心に幅広い銘柄が買われました。年初来高値を更新する企業も目立ち、投資家の関心が個別材料に集中しています。
ソフトウェア業界:SHIFT(3697)
ソフトウェアの品質保証・テストを専門に手がけるSHIFT(3697)は、4日続伸となり、午後2時32分現在は前日比75.5円(4.8%)高の1635円で推移。一時は1644円まで上昇しました。デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の流れを受けた業績拡大への期待が、株価を後押ししています。
SaaS業界:ドリーム・アーツ(4811)
ノーコードで社内アプリを作成できるSaaSを展開するドリーム・アーツ(4811)は、続騰となり、6月11日の年初来高値3725円を更新。一時は3845円まで上昇し、午後1時48分現在は前日比235円(6.6%)高の3795円で推移しています。企業の業務効率化ニーズの高まりが追い風となっています。
AI関連業界:ヘッドウォータース(4011)
AIを活用した業務ソリューションを提供するヘッドウォータース(4011)は、7日ぶりの大幅反発。午後2時03分現在は前日比105円(2.8%)高の3920円で推移し、一時は3950円まで上昇しました。AI関連銘柄への再評価が進むなか、出遅れ感からの買いも入りました。
地方銀行業界:ほくほくフィナンシャルグループ(8377)
ほくほくフィナンシャルグループ(8377)は、年初来高値を更新。株式併合を考慮した実質値では2008年6月以来の高水準となる3123円(前日比150.5円高、5.1%高)を記録しています。北陸銀行・北海道銀行を中核とする安定した収益構造が改めて評価されている模様です。
建設資材業界:サンコーテクノ(3435)
コンクリートなどへの固定に用いる特殊ネジで国内最大手のサンコーテクノ(3435)は、大幅反発。一時は1356円まで上昇し、7月8日の年初来高値1343円を更新しました。午後1時29分現在は前日比59円(4.6%)高の1350円で推移しており、建設需要の底堅さが株価を支えています。
本日は、DXやAI、SaaSなどの成長分野をはじめ、堅実な収益を持つ金融・インフラ関連銘柄も買われるなど、物色の幅広さが目立ちました。企業業績やテーマ性を見極めた投資姿勢が今後も求められそうです。
投資は自己責任で行い、相場の変動リスクを考慮しながら、長期的な視点で企業の価値を見極めていくことが重要です。