今日注目の銘柄分析!これからの上昇に期待される有望株予想(11月10日発表)
本日の東京株式市場では、精密機器、ネットサービス、家電、ITセキュリティ、自動車など幅広い分野で個別株が材料視され、明暗が分かれる展開となりました。
精密機器業界:島津製作所(7701)
分析・計測機器大手の島津製作所(7701)は買い優勢となり、4日ぶりに反発。午前10時18分現在では前週末比280円(+7.0%)高の4,267円で取引されています。医薬・バイオ分野の需要回復期待に加え、新製品群の販売好調が見直されており、業績の上方修正観測も支えとなりました。
ネットサービス業界:メルカリ(4385)
フリマアプリ国内首位のメルカリ(4385)が大幅反発。午前10時8分時点で前週末比298円(+13.4%)高の2,522円と急伸しました。米子会社での黒字転換見通しが好感され、外国人投資家の買い戻しも相場を押し上げています。リユース市場の拡大やAI活用による販売効率向上など、成長ストーリーが再評価されています。
家電業界:バルミューダ(6612)
デザイン家電メーカーのバルミューダ(6612)は続落。午前9時55分現在では前日比5円(−0.6%)安の770円で推移しています。7日引け後に発表した2025年12月期の業績予想を下方修正したことが売り材料視され、投資家の警戒感が強まりました。ブランド再構築への取り組みが今後の焦点となります。
ITセキュリティ業界:HENNGE(4475)
クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を展開するHENNGE(4475)は小幅安。午前9時50分現在では前日比21円(−1.5%)安の1,407円で推移。中期的には企業のゼロトラスト需要拡大を追い風としていますが、直近の株価は利益確定売りに押されています。
自動車業界:ホンダ(7267)
世界7位の四輪車メーカーであり、二輪車では世界首位のホンダ(7267)は反落。午前9時40分時点では前週末比64円(−4.0%)安の1,521円で取引されています。為替の円高傾向や海外販売の鈍化懸念が重荷となり、輸出採算への不安が株価を圧迫しました。
本日は、メルカリや島津製作所といった成長銘柄が市場をけん引する一方で、業績下方修正や外部環境への懸念を背景に、バルミューダやホンダなどに売りが集まりました。明暗がくっきり分かれる中、投資家は業績の安定性と成長性を見極める動きを強めています。






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