今日注目の銘柄分析!これからの上昇に期待される有望株予想(10月29日発表)
本日の株式市場では、製紙、クラウドサービス、電力関連、半導体、ホームセンター業界など多岐にわたる業種で明暗が分かれました。
決算発表や業績見通し、設備投資需要といった個別材料を背景に、値動きの激しい展開となりました。
製紙業界:北越コーポレーション(3865)
製紙業界で国内5位の北越コーポレーション(3865)は大幅続落。終値は前日比97円(-10.1%)安の866円と年初来安値を更新しました。原材料価格の上昇や国内需要の鈍化が嫌気され、売りが優勢となりました。
クラウドサービス業界:マクアケ(4479)
クラウドファンディング運営のマクアケ(4479)は急落し、約5カ月ぶりの安値水準に沈みました。終値は前日比272円(-26.9%)安の738円。2026年9月期の減益見通しが投資家心理を冷やし、大量の売りを誘いました。
電力・設備工事業界:きんでん(1944)
関西電力系の電気設備工事大手、きんでん(1944)はストップ高となりました。終値は前日比1,000円(+19.4%)高の6,158円。電力インフラ更新需要の拡大と高配当期待が材料視され、買いが殺到しました。
半導体業界:アドバンテスト(6857)
半導体検査装置メーカーのアドバンテスト(6857)は急騰し、実質的な上場来高値を更新。終値は前日比2,800円(+15.5%)高の20,920円となりました。AI関連半導体の需要拡大が引き続き強く意識され、時価総額は16兆円を突破しました。
小売業界:コメリ(8218)
ホームセンター大手のコメリ(8218)は反発。終値は前日比55円(+1.8%)高の3,150円で取引を終えました。新潟を中心とした店舗改装効果や郊外型店舗の好調が支援材料となり、個人投資家の買いが入りました。
本日は、半導体関連やインフラ関連に買いが集中し、内需・設備投資テーマが相場をけん引しました。
一方で、マクアケや北越コーポレーションなど決算を契機に売られる銘柄も多く、業績明暗がより鮮明となる展開でした。


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