今日注目の銘柄分析!これからの上昇に期待される有望株予想(10月31日発表)

本日の東京株式市場では、電機・電子部品、通信計測、自動車、ゲーム関連銘柄などに注目が集まりました。
業績改善や需要拡大を背景に買いが集まる一方、利益確定売りが強まる銘柄もあり、個別物色が鮮明となりました。

商社業界:八洲電機(3153)

日立系商社の八洲電機(3153)は後場に入り大幅続伸。一時は2,747円まで上昇し、連日で年初来高値を更新しました。終値は前日比200円(+8.3%)高の2,601円。社会インフラ関連設備の更新需要やデジタル分野での受注増が好感されました。

通信・計測機器業界:アンリツ(6754)

通信計測機器大手のアンリツ(6754)は続騰し、2021年4月以来およそ4年半ぶりの高値圏に浮上。午後の取引では前日比400円(+21.2%)高の2,286.5円ストップ高買い気配となり、東証プライム市場の値上がり率トップに躍り出ました。5G関連需要の回復と次世代通信向け機器の期待が支援材料です。

自動車部品業界:デンソー(6902)

自動車部品で国内最大手のデンソー(6902)は売られて反落。午後1時52分時点で前日比133.5円(-5.8%)安の2,166.5円。前日の上昇で短期的な過熱感が意識され、利益確定売りが優勢となりました。

ゲーム業界:コナミグループ(9766)

家庭用および携帯用ゲームを主力とするコナミグループ(9766)は急騰し、一時は2万6,345円まで上伸。年初来高値を更新しました。午後1時22分現在では前日比3,810円(+17.3%)高の2万5,845円で続伸し、東証プライム市場の値上がり率第2位。新作タイトルの販売好調と海外展開の拡大が期待されました。

電子部品業界:日本航空電子工業(6807)

コネクター大手の日本航空電子工業(6807)は急反落。午後0時47分時点で前日比500円(-17.8%)安の2,307円ストップ安売り気配となり、東証プライム市場の値下がり率第2位に沈みました。直近の上昇に対する反動売りが強まり、需給悪化が重しとなりました。

本日はアンリツやコナミグループといったハイテク・エンタメ関連銘柄が市場をけん引しました。一方、デンソーや日本航空電子のように調整色を強める銘柄もあり、値動きの激しい展開。業績テーマ株と短期売買の綱引きが続く一日となりました。

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