今日注目の銘柄分析!これからの上昇に期待される有望株予想(12月26日発表)

本日の東京株式市場では、半導体関連や情報セキュリティ、商社株などを中心に個別材料株への物色が活発となった。一方で、直近まで上昇していた中小型成長株には利益確定売りも見られ、銘柄ごとに明暗が分かれる展開となっている。

ミタチ産業(3321)
東証スタンダード上場のミタチ産業(3321)が買われて大幅反発した。2018年1月5日につけた上場来高値(2195円)に並ぶ場面もあり、午前11時16分時点では前日比126円(+6.5%)高の2070円で売買されている。半導体・電子部品関連の需要回復期待を背景に、見直し買いが入った。

ナガイレーベン(7447)
衛生白衣大手のナガイレーベン(7447)は売り先行で軟調な値動き。午前10時9分現在では前日比48円(-2.5%)安の1860円で推移している。足元の業績動向や市場全体の地合いを受け、持ち高調整の売りが優勢となった。

フィードフォースグループ(7068)
デジタルマーケティング支援や運用型広告を手がけるフィードフォースグループ(7068)が大幅反落。午前10時2分現在、前日比93円(-12.2%)安の669円で推移している。直近の株価上昇に対する利益確定売りが強まった。

キオクシアホールディングス(285A)
半導体メモリー(NAND型)専業で世界大手のキオクシアホールディングス(285A)は買いが続き3日続伸。午前10時2分時点では前日比315円(+2.9%)高の1万1110円で取引され、売買代金は東証全銘柄でトップとなっている。半導体市況の回復期待を背景に、資金流入が継続している。

ZenmuTech(338A)
情報漏洩対策ソリューション「ZENMU Virtual Drive(ZVD)」を手がけるZenmuTech(338A)が続伸。午前9時44分現在、前日比290円(+5.6%)高の5510円で推移している。25日引け後に、2社からZVDの大型案件を受注したと発表し、業績拡大期待から買いが集まった。

市場では、半導体関連を中心としたテーマ株への関心が引き続き高い一方、短期急騰銘柄には調整局面も見られる。好材料の有無によって株価の方向感が大きく左右される状況が続いており、個別企業の業績動向や受注情報を丁寧に見極める姿勢が求められそうだ。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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